日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督(62)が19日、東京・文京区のJFAハウスで、新生日本代表メンバーを発表した。6月に始まる18年W杯ロシア大会アジア2次予選を見据え、27日チュニジア戦(大分)、31日ウズベキスタン戦(東京)のメンバーで、バックアップ12人を加えた計43人を発表した。

 日本代表に選出された名古屋のFW永井謙佑(26)は「扉を開くことができた。去年も結果を残しているし、自信を持ってプレーできる」と抱負を口にした。

 日本代表としては、福岡大時代の2010年に若手主体で臨んだ1試合にだけ出場している。26歳の持ち味は、ロンドン五輪で実証したようにスピード。昨季はJ1のリーグ戦で12得点を挙げた。

 ハリルホジッチ新監督が急きょ視察に訪れた18日のナビスコ杯では、1得点1アシストとアピール。「(前より)得点も取れるようになった。アシストも増えている。他の人と違う特長を出したい」と意気込んだ。

 名古屋のFW川又はバックアップに名を連ねた。「チームで継続していいアピールができるようにしたい」と語った。