国際親善試合のウズベキスタン戦から一夜明けた1日、日本代表FW岡崎慎司(28=マインツ)が「自分超え」を掲げた。ドイツへの出発直前に「ゴールにはこだわりたいので、頑張って抜けるようにやっていきたい」と言った。今季のブンデスリーガで10得点。日本人では初めて2年連続2桁をマークしたが、昨季自身が達成した欧州主要リーグ日本人最多記録の15点に照準。代表戦で2戦連続ゴール奪った量産態勢の勢いに乗る。

 3月はブンデスで2点決め、代表戦と合わせて4発と、いい形で締めくくった。持ち前の得点力を発揮して、上り調子でリーグ戦終盤戦に臨む。残り8試合で5得点と、ハードルは高いが発奮材料はある。今月中旬にハリルホジッチ監督が欧州視察を予定しており「(視察を)やって欲しいですね。今回の合宿で自分が考えていることと、監督がやろうとしていることが同じと分かった」と歓迎し、ドイツへと飛び立った。