サッカーの女子W杯カナダ大会で、2連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は1日午後5時(日本時間2日午前8時)からエドモントンで行われる準決勝でイングランドと対戦する。6月30日は練習と記者会見を行った。
佐々木監督は前回大会で敗れたイングランドへ雪辱の思いを口にしつつ、選手に大きな信頼を寄せた。(共同)
-チームの状況は
「いい雰囲気。(準々決勝を)暑い中で戦った割にはコンディションも整っている」
-前回大会では黒星
「以前に負けた相手と準決勝で戦える。個人的には、絶対に負けたくない気持ちが増している」
-強気な根拠は
「個でもチームでも、今のプレーに自信を持ってやってほしい。スタミナ面でも互いに厳しい状況だが、選手たちはそこでも上回れると思う」
-試合の立ち上がり15分の重要性について
「イングランドは速い展開、前からのプレスに特徴がある。主導権をとるために、最初の15分を大事に戦ってほしい」
-過去の五輪、W杯の準決勝と比較して
「勝って決勝に行くという心境は変わらない。優勝できるかどうかは分からないが、決勝に行くことが一番の達成。準決勝を経験している選手が多いので、落ち着いて試合を待てる余裕がある。選手が築いた自信が、準決勝に押し上げてくれた。日本の女子サッカー全体の成長を感じる」