FIFAランク4位のなでしこジャパンが、2-1で同6位のイングランドを下し、2大会連続の決勝進出を果たした。

 日本は前半33分にMF宮間あや主将(30)のPKで先制。同40分にPKで同点とされたが、終了間際の後半ロスタイムにMF川澄奈穂美(29)の右クロスを相手選手がクリアミスし、これが決勝のオウンゴールとなった。

 佐々木則夫監督(57)は「みなさんに応援していただいて、後押ししていただいたゴール。思ったよりも前回の疲労が残っていて、1人ひとりのプレーの質はいまひとつでしたけど、勝とうという気持ちが上回った。ファイナルは思い切ってミスを恐れずにやってほしい。ファイナルを目標にしてきた。結果はどうであれ、サッカーを楽しんで、日本のみなさんに元気を届けたい」と話した。