サッカーの東アジア・カップは男女とも日本など4チームが参加して8月1日に中国の武漢で開幕し、国内の若手主体の陣容で2大会ぶりの優勝に挑む女子日本代表「なでしこジャパン」が北朝鮮と対戦する。

 31日は大半を非公開として約1時間のメニューに取り組み、佐々木監督は「みんないい状態。立ち上がりで相手の勢いに負けないことが重要になる」と強敵との一戦へ意気込んだ。

 宮間(岡山湯郷)ら主力は招集されず、全23選手のうち、女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の準優勝メンバーは6人。W杯1次リーグの2試合に出場し、今回の主将を任された26歳の川村(仙台)は「W杯はチームワークが良かったからあそこまで行けた。この大会もみんなで団結し、いいプレーを出したい」と話した。

 北朝鮮とは昨秋の仁川アジア大会決勝で対戦し、1-3で完敗した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は4位、北朝鮮は8位。

 2連覇を目指す男子の日本代表は2日に初戦の北朝鮮戦を迎える。