日本サッカー協会は3日、東京・文京区のJFAハウスで、18日開幕(中国・南京)のU-19(19歳以下)女子アジア選手権に出場するU-19女子日本代表「ヤングなでしこ」メンバー22人を発表した。近日中にGK1人も追加発表される予定だ。8カ国が参加し、上位3カ国には来年8月開催予定のU-20女子W杯パプアニューギニア大会の出場権が与えられる。

 会見を行った高倉麻子監督(47)は「昨年行われたU-20のW杯の出場を逃していますし、必ず世界大会に行く強い気持ちを選手は持っている。なでしこジャパンがカナダ(女子W杯)で決勝までいきましたけれど、残念ながら負けてしまったので、来年のU-20W杯決勝では米国と試合をして、やり返そうという話しはしました」。昨年のU-17女子W杯コスタリカ大会の世界一メンバーも多く、頂点を目標に掲げた。

 1次リーグで、A組の日本は18日にオーストラリア、20日にウズベキスタン、22日に中国と対戦。上位2カ国が準決勝に進出する。決勝、3位決定戦は29日に江寧スポーツセンタースタジアムで行われる。

 メンバーは以下の通り。

 GK 平尾知佳(浦和)、松本真未子(浦和ユース)

 DF 乗松瑠華(浦和)、羽座妃粋(日体大)、清水梨紗(日テレ)、竹村美咲(INAC神戸)、北川ひかる(JFAアカデミー福島)、市瀬菜々(常盤木学園高)、宮川麻都(日テレ・メニーナ)

 MF 隅田凜(日テレ)、水谷有希(筑波大)、長谷川唯(日テレ)、杉田妃和(INAC神戸)、三浦成美(日テレ・メニーナ)、松原志歩(C大阪)、西田明華(C大阪)

 FW 籾木結花(日テレ)、清家貴子(浦和)、安斉結花(千葉)、白木星(浦和)、園田瑞貴(武蔵丘短大)、小林里歌子(常盤木学園高)