男子日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が批判を全面的に受け入れる。8日の練習後、報道陣の取材に応じ「批判するならバヒドをしてください」と訴えた。

 1分け1敗の東アジア杯は既に優勝を逃しており、9日に背水の中国戦を迎える。6月のW杯アジア2次予選シンガポール戦から3戦勝ちなし。采配を疑問視する声も出始めた苦境に、自ら触れた。

 日本で展開される批判的な報道について把握しており「『言い訳のバヒド』でも何でもいいが、選手はよくやっているので批判しないでほしい。責任は私にあります」と懇願。ただ、自信を失ったわけではなさそうで「私は勝ちたい。テニスだって勝ちたいんだ」。今後の強化策に関しても「日本のフットボールのどこを変え、どこに導くか。私には、すべてが分かる」と強気な発言も織り交ぜた。