W杯アジア2次予選に臨む日本代表が8月31日、埼玉県内で合宿を開始した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が練習後、GK西川周作(29=浦和)にPK対決を挑んだ。8月27日の代表発表会見の席で「PKを取るアイデアを日本に伝える」と豪語した指揮官は、早速その力を披露。しかし、西川に1本目から止められると「(西川を)元気づけるためだ」と言い訳し、蹴る位置を少し前にした。“ハンディ”を受けても続けて3本止められ、ようやく5本目をゴール右へ流し込んだ。ラスト6本目は大きくゴール左へ外してしまい、結果は西川の圧勝。熱くハグを交わした後、敗者の罰ゲームか? 自ら練習用具を片付けていた。