元日本代表の横浜MF中村俊輔(37)が24日、日本代表FW岡崎を「よく走って守備するし、体を最後投げ出すほど。プレミアの速くて大きい選手にも勝ってるし、今一番良いんじゃない」と称賛した。

 中村と岡崎は歴代5位タイの国際Aマッチ98試合出場で並んでいたが、この日のアフガニスタン戦で岡崎が99試合に到達。「ドイツのみならず、あの年齢でプレミアに挑戦するっていうのはそういう試合数と比例してる」とうなずいた。

 岡崎のすごみは「順応性」にあるという。前線からの守備に奔走しながら泥くさくゴールを狙い、ドイツでもイングランドでも主力として活躍。日本代表でも08年以降、コンスタントに出場を続けていることについて「自分の身を削って他の人を輝かすというチームの勝利に導くタイプで、それに点もくっついてきている」と話す。

 「メンタルも強いし、プロフェッショナル。そういう選手が長くやると下の選手も見る」と、岡崎の存在が将来の日本代表にも好影響を与えるとみている。「岡崎君は長くやって欲しいよね」。

 史上5人目の国際Aマッチ通算100試合出場が間近に迫った日本代表のエースにエールを送った。