6月のキリン杯の日本代表に選出された川崎FのFW小林悠(28)は26日、神奈川・川崎市内で行われた練習後、「まずはけがなくプレーして帰ってこれれば」と話した。

 小林は過去4度、代表招集の度にけがに泣き、離脱と辞退を経験。直近では3月のW杯アジア2次予選・アフガニスタン戦で途中出場し、相手のタックルを右足首に浴び、骨挫傷で離脱した。だが「前回は試合に出られたので」と前進を口にし「けがなくアピールできるように頑張りたい」と話した。今季はリーグ戦ではほとんど欠場することなく、12試合に出場し5得点だが「まだ得点は足りない。次節の磐田戦でも決められるようにしたい」と意欲を見せた。

 後輩のMF大島僚太(23)も選出され「僚太が選ばれたのは自分にとっても大きい。自分の特長も分かっている選手。やりやすさもあると思う」と喜んだ。「僚太は技術もあるし、大丈夫だと思う」と太鼓判を押していた。