日本協会は31日、リオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表が、7月30日(日本時間31日)にU-23ブラジル代表と国際親善試合を行うと発表した。ゴイアス州ゴイアニアで午後4時30分(同31日午前4時30分)キックオフ。日本は7月21日から直前合宿でブラジル・アラカジュに入っており、この試合の後、1次リーグ初戦(8月4日、対ナイジェリア)の会場マナウスに向かう。

 ブラジルは、オーバーエージ枠でバルセロナFWネイマールが出場することが確実。自国開催で悲願の金メダルを目指している優勝候補筆頭だ。日本とは、ともに本大会で1次リーグを突破すれば、最短で準々決勝で当たる可能性がある。

 初戦5日前に、これ以上ない相手との対戦が決まった手倉森誠監督(48)は「勝って勝って勝ち進まなければ対戦できない相手と本大会前にテストマッチをできることは大きいです。五輪本大会の初戦の重要性や難しさを考えれば、このタイミングでブラジルと対戦することはとても大事なことです。チームとしてゲームテンション、インテンシティを高めるチャンスでもあります。選手個々にとっても貴重な強化の場で、良い経験を積めると思います」とコメントを出した。