U-23(23歳以下)日本代表の長野・松本合宿第2日が27日、同市内で行われた。

 実戦感覚を取り戻すため、26日のJ3のU-23東京-盛岡戦に出場していたDF室屋成(22=東京)がMF中島翔哉(21=東京)らと合流した。

 室屋は2月に左足ジョーンズ(第5中足骨骨幹端部)骨折し、1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選以来となる代表招集。本番生き残りへラストチャンスとなる。同予選では主力として活躍したDFは「最初で最後のチャンス。メンバーに入るためにアピールしたい」。けがで出遅れた分、最後のアピールの舞台に懸ける気持ちは強い。

 けがの回復具合については「問題ないです。100%だと思っている」。12日のU-23東京-藤枝戦で復帰したばかり。公式戦出場はまだ3試合だ。それでも「試合勘も問題ないです」と話した。