なでしこジャパンDF鮫島彩(29)が新ポジションに挑戦した。

 国内合宿3日目の22日、埼玉県内で8対8のミニゲームが行われ、本職の左サイドバック(SB)と反対の右SBで試された。「違和感ありましたね」と言いながらも無難な動きを見せ「幅が広がれば」。11年W杯は左SBで優勝、15年W杯は1列前の左MFも務めて準優勝に貢献した。DF最年長になったが、高倉監督から「ベテランにも伸びしろはある」と期待されての起用で、鮫島も「この年になっても試したいことが増えている」と意欲的だった。午前は都内で非公開の筋力トレーニングを実施。「今までの代表では、あまりなかった取り組み。導入の意味は大きい」と変化を感じていた。