6月13日のサッカーW杯アジア最終予選B組のイラク-日本戦が、イランの首都テヘランにあるシャヒード・ダストゲルディ・スタジアム(通称パス・スタジアム)で開催される可能性が高まった。17日、日本協会の広報担当者が「イラク側から変更は難しいとの返答が来ました。このままの会場で進むと思います」と説明。近日中にもアジア・サッカー連盟(AFC)から発表される見通しとなった。

 ◆W杯アジア最終予選B組の状況 首位の日本と2位のサウジアラビアが勝ち点16で並び、3位に同13のオーストラリアがつける。日本は次節6月13日のイラク戦に勝てば勝ち点19となり、プレーオフ出場の3位以内が確定。引き分け以下でも現在4位のUAEの結果次第で3位以内となる可能性がある。ただ、次節は6月8日にオーストラリアとサウジアラビアの直接対決があり、ここでオーストラリアが勝って、日本がイラクに負けると3チームが勝ち点16で並ぶ。その後の日本はオーストラリア、サウジアラビアとの連戦となるだけに、5位のイラクには勝っておきたい。