J2京都サンガFCのU-20(20歳以下)日本代表FW岩崎悠人(18)が10日、京都・城陽市内でU-20W杯韓国大会(20日開幕)前最後の練習に臨んだ。

 ミニゲームでは2ゴールと絶好調。練習後には京都のチームメートとスタッフからの激励メッセージが入った日の丸を布部監督からサプライズプレゼントされ、送り出された。

 岩崎は「いよいよという感じ。待ち望んでいた。試合勘もあるので、自分らしくチームに貢献できたら」。京都橘から入団しプロ1年目。開幕直後は途中出場だったが、ここ6試合は全て左MFで先発している。布部監督は「順調に成長してきた。順調にくるのが難しいんですが…。最初はいきなり(先発で)出しちゃいけないとも思っていた」と大切に育ててきたことを明かした。

 京都にとって貴重な戦力が抜けることは痛いが、東京五輪世代のエース候補としての期待は大きい。指揮官は「(韓国で)いい経験を積んできてもらいたいし、帰ってきたらまた一緒に戦いたい」とエールを送った。