日本サッカー協会の小倉純二会長(72)が15日、22年W杯招致への最大のライバルとして米国を挙げた。同大会には日本と米国、オーストラリア、韓国、カタールが立候補しているが、同会長は「米国は観客動員数で圧倒的。これはFIFAにとっても魅力だろう」と話した。14日朝には米国協会の意向を受けたカリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事と会談したことも明かし「ああいう人が招致するのは、米国にとって大きい」とも話した。

 小倉会長は21日に招致活動のために欧州に渡り、ロンドンとパリでは記者会見にも臨む予定。「ハイテクを駆使した日本開催をアピールしてきたい」と話していた。