U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選で、C組第4戦のシリア戦(2月5日・アンマン)に臨む日本代表は29日、事前合宿地のドーハで4日目の練習を行い、10対10の実戦形式のメニューやシュート練習などで約1時間半、体を動かした。

 実戦形式の練習ではゴール前にDF陣が入らない制限を設け、攻撃側がフリーでシュートする状態をつくった。28日のカタールとの練習試合で無得点だったこともあり、ゴール前での冷静さを意識させるような内容。大迫勇也(21=鹿島)や清武弘嗣(22=C大阪)らアタッカー陣は、丁寧にシュートを打ち込んだ。

 東慶悟(21=大宮)は「カタール戦はシュートで力んだりしたところが多かった。最後の崩しの部分を含めての練習だった」と狙いを説明した。