なでしこジャパン佐々木則夫監督(54)が27日、出身地の山形・尾花沢市「おばなざわ花笠まつり」に特別参加した。同市特別功労賞表彰式と、ロンドン五輪銀メダル報告会が行われ、約1500人の市民に祝福された。「どうもみなさんおばんです~」と山形弁のあいさつから始まり、「尾花沢に帰ってくると食べ物もおいしいし、人も優しいし、安心する。名産のぺそら漬けも好きですし、なんといってもお米がいい。最近は少しお金ももらえるようになったので尾花沢牛も食べられるようになりました」と地元愛を強調した。

 なでしこジャパンの監督去就問題については「今後もサッカーというものに関わって元気、勇気を与えられる仕事にまい進していきたい。今日も故郷の温泉にゆっくりつかって考えます。来月中には方向性を決めていきたい」と話した。