アルガルベ杯(3月5日開幕、ポルトガル)へ向けて合宿中のなでしこジャパンが27日、千葉県内で練習を行った。

 合宿4日目のこの日は男子大学生を相手に連係の確認などを行い、佐々木則夫監督(55)が「もっとサポートしろ!」と声を荒らげると、MF宮間あや(29)もボールを運べず「あ~もう!」と絶叫するなど、緊張感の漂う中、約2時間半汗を流した。

 左MFやFWの2トップの1角を務めたMF木龍七瀬(24)は、練習後に佐々木監督のマンツーマン指導を受け「オフ・ザ・ボールの時の相手の動きの予測をするよう指摘された。試合に出られるように頑張ります。まずは1点取りたい」と意気込んだ。