サッカーのU-17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)決勝は4日午後5時(日本時間5日午前8時)からコスタリカのサンホセで行われ、初優勝を狙う日本はスペインと対戦する。3日に最終調整し、冒頭15分を報道陣に公開して約1時間半、シュート練習などで汗を流して大一番に備えた。

 スペインには1次リーグで2-0と勝っており、主将のMF杉田(静岡・藤枝順心高)は「スペインは強い気持ちを持って臨んでくると思うが、それに負けないようにしたい。今までの試合よりも攻撃に関わって優勝したい」と決意を口にした。スペイン戦ではセットプレーで先制したDF宮川(日テレ・メニーナ)は「今回は流れの中で決めたい」と誓った。

 決勝前日の記者会見も行われ、高倉監督は「(スペインと)2度目だけど、1度目よりも高いレベルのゲームをして勝ちたい」と意気込み、スペインのビルダ監督は「日本はベストのチーム。われわれは大会を通じて改善してきた」と話した。