日本代表のメンバーが発表され、東京からは最多の4人が選出された。前回の初陣で選ばれたFW武藤嘉紀(22)DF森重真人(27)が順当選出。さらにGK権田修一(25)が6月のW杯以来の復帰となり、DF太田宏介(27)がアギーレジャパンでは初めて選ばれた。

 太田は左サイドバックとして、10年1月のアジア杯予選イエメン戦で出場経験はあるものの、当時は国内組中心のメンバーだった。その後もザックジャパンの代表候補合宿に2回招集されたが、試合出場はなかった。それでも、Jでは左クロスを武器にし存在感を発揮。インテルミラノDF長友佑都(28)とポジションを争うことになるが、太田は「リスペクトしながらも、超えないといけない存在。国内で自分のような特徴を持つ選手はいないと思っている。ポジションを争っていきたい」と、意気込んだ。