<国際親善試合:日本6-0ホンジュラス>◇14日◇豊田ス

 フル出場した日本代表MF香川真司(25=ドルトムント)は、得点を奪えず不完全燃焼に終わった。

 「得点力に課題があった中で6-0は良かった」とチームの勝利を喜びながらも、表情は晴れなかった。

 中盤でボールに触る機会は多いものの、ゴール前に進入する場面は限られ、シュートはわずか1本。後半24分には本田からのパスを受けて好機を迎えたが、DFを振り切れず、こぼれ球をFW豊田が決めた。

 6ゴールが生まれた一戦だっただけに「自分も取りたかった」と悔しさをにじませた。