FW高原が、得意の中東で復活への第1歩を刻む。蒸し暑い中での練習を終え「まだ(試合まで)時間があるので、コンディションを上げていきたい。(中東)独特の暑さもそうですし、環境面で体を慣れさせないといけない」と話した。

 岡田体制では、3試合に先発し無得点。移籍した浦和でも公式戦で得点がない。だが心強いデータがエースを後押しする、過去の国際Aマッチ7戦5発と中東との相性は抜群。現地でも人気は高く、到着後の空港では「タカハラ」と空港関係者に囲まれ、合宿初日となった18日の練習後にも記念写真をねだられた。海外移籍を経験し、日本のエースとして知名度も抜群。バーレーンのピッチは劣悪だが「そうなんですか…。当たり前ですけど、どんな状況でも全体で集中してやるだけ」とサラリと受け流す精神面の強さも大きな武器だ。