古傷グロインペイン症候群を再発させたセルティックMF中村俊輔(30)が、手術を決断したことが分かった。ポルトガル遠征に帯同しているが、左股(こ)関節の痛みを訴え、直線のランニングしかできない状況となっている。チームは27日夜にスコットランドに戻る予定。3週間での復帰を目指す中村は28日にもドイツへ渡り、クラブが信頼する執刀医のもとで手術を受ける。

 中村は「リーグ開幕戦(8月10日セントミレン戦=ホーム)に間に合わないのは非常に残念」と話している。同31日のレンジャーズ戦(ホーム)での戦列復帰を見込んでおり、9月6日のW杯最終予選バーレーン戦(アウェー)への出場は問題なさそうだ。(アンソニー・マッカスカー通信員)