日本代表が招待されている2011年南米選手権(アルゼンチン)が7月3日に開幕することが22日、分かった。日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が21日、ブエノスアイレス市内でアルゼンチン協会のフリオ・グロンドーナ会長(78)、南米サッカー連盟のエドゥアルド・デルーカ専務理事らと会食し、伝えられた。抽選会は今年11月に行われる。

 犬飼会長は日本が開催地に立候補している2018、22年W杯への協力要請のため21日朝にアルゼンチン入り。午後にデルーカ専務理事と会談し、投票権を持つFIFA(国際サッカー連盟)理事(副会長)を務めるグロンドーナ会長を交えて約2時間会食。両協会の記念品の交換で、日本協会は屋久杉の倒木で特別に制作したサッカーボールをプレゼントした。犬飼会長は今後、南米選手権で日本代表の練習場の候補地となるトレーニング施設などを視察。23日にはパラグアイに移動する。