チェゼーナDF長友佑都(23)が2日、神奈川県内で行われた代表合宿に合流し、ザッケローニ新監督からセリエAでの成功の秘訣(ひけつ)を学ぶことを明かした。長友は集合した同県内のホテルで、「イタリア語をもっと学んで、いろいろ聞きたい。(セリエA成功の秘訣は)もちろん聞きたい」と答えた。

 ザッケローニ新監督はイタリアのクラブで25年間指揮を執った。その間、ACミラン、インテルミラノ、ユベントスなど、ビッグクラブでの経験もある。長友にとって、日本代表選手として学ぶだけでなく、セリエAのノウハウを聞くにも、最高の指導者といえる。

 さらに同監督は新生ジャパンの就任会見で、チーム強化にコミュニケーションの重要性を挙げた。すでにチェゼーナでも人気者として溶け込んでいる「対話力」で、「セリエA活躍法」を導き出すつもりだ。

 この日、長友は紅白戦でMF本田、MF松井ら海外組と同じチームではつらつとプレー。練習後、「個人としても、しっかりアピールしたい」と新生ジャパンでの飛躍を誓った。