日本代表とU-22日本代表が3度の「合同練習」を行う計画が浮上した。9日、日本協会関係者が明かした。今年は3月29日(国立)、6月1日(東北電ス)、8月10日(札幌ド)の3度、A代表とU-22代表の強化試合がダブルヘッダーで開催される。現在はA代表とU-22代表は別のチーム。MF香川、DF酒井、GK権田はU-22世代だが、香川に関しては今年はA代表集中の方針が決まっている。その状況下で2チーム合同練習は異例の取り組みとなる。

 現在練習場や宿舎は調整中も、近隣となる予定で、練習だけでなく、ザッケローニ監督のミーティングにU-22代表の選手も加わる可能性もある。いずれも試合前日は公式練習となり、試合2日前まで、都合がつく限り合同練習を行う。

 U-22代表の第1関門は6月19、23日に控える五輪2次予選。UAEなどの中東の強豪との対戦が予想される。A代表コーチを兼ねる関塚U-22代表監督も「選手に経験を積ませたい」と言い、2次予選前にA代表と合同練習を行うことで、欧州組とU-22世代の接点を持てる貴重な勉強の場ができる。