<ロンドン五輪アジア最終予選:日本2-0マレーシア>◇21日◇ベアスタ

 MF山村和也(21=流通経大)は大量得点を逃して悔しさが、勝利の味より先に立った。「もうちょっと取れましたね。センタリングにボランチの片方がもっと入っていけばチャンスになったんですけど…」。反省が口をついた。MF扇原とのコンビで中盤の底を固めたが、攻め不足だった。故郷の長崎県の隣県での試合。FW永井が投入されてからは、裏への意識を全員が共有できたことに「特徴を生かせて、その点は良かった」とうなずいた。