フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督(41)が6日、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に挑戦する横浜FCのFW三浦知良(カズ=44)を講師として招聘(しょうへい)するプランを明かした。同監督はこの日、都内で行われたバーモント杯全日本少年フットサル大会を観戦。試合後「個人的な意見」としながら「カズを代表合宿に呼びたい気持ちがある。彼はいろんな経験をしているし、選手には刺激になる」と話した。

 カズとは「トヨタ

 クラブW杯」決勝の会場(横浜国)で会った。スペイン人の同監督は、ブラジルで長年住んでいたカズと「スペイン語、ポルトガル語、日本語を交えて会話した」という。会話の中で「カズのフットサルに対する情熱を感じた。しかも彼は、アスリートとして豊富な経験を積んでいる」。その経験を若い代表選手に伝えてもらいたい気持ちは強い。

 同監督はカズのFリーグ参戦を「サンタからのプレゼント」と言った。代表監督として、フットサル普及に力を貸してくれたことへの敬意を表し、デビュー戦のエスポラーダ北海道-府中アスレティック戦(15日、きたえーる)を視察する予定。グアムで体作りに余念がないカズに「今を楽しんでほしい」とエールを送った。【盧載鎭】