<国際親善試合:日本3-0ラトビア>◇6日◇ホームズ

 日本代表のDF内田篤人(24=シャルケ)にとっては「幻のゴール」になった。前半41分の先制弾は、内田が右サイドから放ったシュートを、岡崎がわずかに触れてコースを変えたもの。苦笑いしながら「DFの股を抜くシュートあるでしょ。よく、ブラジル人がやるやつ。あれを狙っていたから、相手の股しか見てなかった。でも股開かなかったな~」と悔しそうに明かした。

 帰国時は風邪をひき、38度超の高熱にうなされた。さらに太もも裏痛も抱え、まさに満身創痍(そうい)での出場だった。点を取っていれば満足感に浸れたはずが、代表2得点目は岡崎に譲る形に…。最後は“内田節”で「岡ちゃんの嗅覚がいいということで。ああいう、変なゴールの方が岡ちゃんらしいよね~」と言い残した。