日本サッカー協会は24日、18年W杯ロシア大会を目指す日本代表の新監督にハビエル・アギレ氏(55)が就任すると発表した。

 新生アギレジャパンのスタッフ陣もほぼ固まった。ヘッドコーチには英国人のスチュアート・ゲリング氏(40)が就任する。現役時代は強豪リバプールなどでプレー。育成年代での指導経験が中心で、アギレ氏も以前から注目していた人材だという。日本代表ではアギレ氏の右腕として、U-21日本代表監督と兼任で入閣する手倉森誠氏(46)とともにサポートしていく。

 GKコーチには元スペイン代表GKリカルド・ロペス・フェリペ氏(42)が入る。コーチ歴は浅いものの、スペインリーグや02年日韓W杯などプレー経験は豊富で、アギレ氏がかつて率いたオサスナ時代には師弟関係にあった。フィジカルコーチにはアギレ氏を02年から支えるスペイン人のファン・イリバレン・モラス氏(47)が就任する。原専務理事は「海外から来るのは監督も含めて4人」と明かし、今後は分析担当のテクニカルスタッフとして日本人を選定するという。