G大阪の日本代表3人は4日、大阪・吹田市のクラブハウスでハビエル・アギーレ氏(56)の監督解任について取材に応じた。昨年11月から招集され、アジア杯で全試合先発したMF遠藤保仁(35)は「僕らがどうこう言うことではないが、手応えをつかんできていたので残念。(同監督は)代表監督としてサッカーに対する情熱だったり、試合の入り方、アプローチ、非常に学ぶことがあった」と残念がった。

 遠藤はアジア杯で国際Aマッチ出場が通算150試合を超えた。5人の代表監督とW杯3大会を戦ってきたベテランは「(今後)時間は限られているけど、横一線のスタート。いい競争をしながら、自分自身も代表に絡んでいけたら」と決意を新たにした。

 MF今野泰幸(32)は「足を止めるわけにはいかない。競争が始まって日本代表がまた強くなれば」。GK東口順昭(28)も「やることは一緒なんで。気にするところではない」と冷静に受け止めた。G大阪はこの日から13日まで宮崎2次キャンプをスタートさせた。【小杉舞】