横浜F・マリノスがDF松原のJ1初ゴールとFWウーゴ・ヴィエイラの2得点で、快勝した。

 アウェーの横浜が先制した。前半15分、左サイドのスローインからMF扇原がクロスを入れ、清水エスパルスDFがクリアするもこぼれ球をDF松原が拾ってコースを突いて決めた。清水は同36分、FWチアゴ・アウベスが倒されてペナルティーエリア内で間接FKを獲得。FW鄭大世がボールを出し、チアゴが強烈なシュートを放ったが、横浜の壁に当たった。同ロスタイムには、清水MF竹内が横浜DFのパスをカットしてドリブルを仕掛け、最後は再びチアゴがシュートを打ったが、横浜GK飯倉が好セーブした。前半は横浜の1点リードで折り返した。

 後半5分、清水はFW鄭大世の右クロスからMF白崎がGKの動きを見極めて冷静にゴールに流し込み、同点に追いついた。しかし2分後、横浜は前半途中から出場したFWウーゴ・ヴィエイラが追加点を挙げて再びリード。その後は清水がボールを保持して攻め込む展開が続くが、同ロスタイムに再びウーゴ・ヴィエイラがカウンターから決めて突き放した。

 清水は今季5敗目を喫し、リーグ戦7戦勝ちなしとなった。