<J1:横浜1-0磐田>◇第9節◇1日◇日産

 横浜MF中村俊輔(31)が新ポジションのボランチで決勝点につながる流れをつくった。0-0で迎えた後半31分、敵陣中央でボールを持つと、左サイドに張っていたFW坂田に渡し、DF天野のゴールの起点になった。「もう少し(ボールを)こねようかなと思ったけど、持った時に天野がタイミング良く(前線に)上がってくれたので」と振り返った。

 MF小椋の出場停止など、チーム事情からボランチを務めた。本来の攻撃的MFから1列下がったが、ロングパスで坂田、山瀬ら俊足FWが相手DFラインの裏を狙う動きを呼び込む。「もう少し崩すようなボール回しができたらよかった。それでもある程度、形にはなっていたかな」と手応えを得ていた。

 今後も中盤の安定のためボランチ出場を求められる可能性は十分ある。「ボランチに入ってチームの攻撃の形が少しずつ固まっていけばいい」。日本代表では無縁のポジションだが、チームのために柔軟に対応していくつもりだ。