<南米選手権:アルゼンチン3-0コスタリカ>◇1次リーグA組◇11日(日本時間12日)◇アルゼンチン・コルドバ

 地元アルゼンチンがコスタリカを3-0で下して今大会ようやく初勝利を挙げ、1勝2分けの勝ち点5としてA組2位で決勝トーナメントに進出した。

 2試合連続のドローに終わっていたアルゼンチンは、アグエロ(Aマドリード)イグアイン(Rマドリード)ディマリア(Rマドリード)をスタメンに起用。イグアインを1トップにし、ディマリアをトップ下、アグエロを左サイド、メッシ(バルセロナ)を右サイドにする布陣で臨んだ。これが功を奏し、前半ロスタイムにアグエロがこぼれ球を押し込んで先制すると、後半8分、同19分にはメッシの絶妙のスルーパスが立て続けに決まってアグエロ、ディマリアがゴール。メッシを中心としたアルゼンチンが危なげない試合展開を見せ、本来の強さを発揮した。

 アルゼンチンは準々決勝では16日午後7時15分(日本時間17日午前7時15分)からC組2位とサンタフェで対戦する。

 コスタリカは1勝2敗の勝ち点3でA組3位となり、決勝トーナメント進出へは他の組の結果次第となった。