ラツィオのMF鎌田大地(27)はアウェーのジェノア戦で後半22分に決勝点をアシストした。昨年9月のユベントス戦以来、7カ月ぶり今季2アシスト目。ボランチとしてフル出場し、チームの1-0勝利に大きく貢献した。

鎌田はリーグ戦4試合連続の先発。味方にプレスのタイミングや立ち位置の変更を指示するなど、ピッチ中央で司令塔としての役割を果たした。

お互いに決め手を欠き、0-0で迎えた後半22分。鎌田は右サイドのFWフェリペ・アンデルソンにパスし、自らは全速力でペナルティーエリア内に進入した。フェリペ・アンデルソンの絶妙な縦パスを右足ワンタッチで折り返し、最後はMFルイス・アルベルトが右足で蹴り込んだ。

今季限りでの退団を表明したMFルイス・アルベルトと、母国ブラジルのパルメイラスへの来季移籍が決まったFWフェリペ・アンデルソンと好連係を見せた。

チームは2連勝で勝ち点を52に伸ばし、暫定6位。セリエAの来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場枠は5に確定し、今季の欧州リーグ(EL)でローマかアタランタが優勝すれば、セリエAからは6チームが出場となる可能性もある。