ラツィオのMF鎌田大地(27)はホームのベローナ戦にフル出場し、チームの勝利に貢献した。リーグ戦では5試合連続の先発で4試合連続のフル出場。ボランチとして攻守に奮闘した。試合は後半27分にMFザッカーニがゴールを決めて1-0で勝った。

鎌田は後半21分に決定機を演出した。敵陣左サイドで相手のパスをカットし、そのまま持ち上がってペナルティーエリア内に侵入。逆サイドにグラウンダーのパスを送ると、走り込んだFWペドロがフリーで右足を合わせた。だが、シュートは右に外れ、鎌田は天を仰いだ。

この決定機は逃したが、後半27分にMFザッカーニがMFルイス・アルベルトとの好連係から左足でゴール。その後に追加点は奪えなかったものの、チームはリーグ戦3連勝を飾った。

鎌田は豊富な運動量でセリエAの公式のトラッキングデータでもチームトップの数字をマーク。トゥドル監督は試合後のDAZNのインタビューで「彼はおそらく(サリ)前監督のサッカーに向いていなかったと思う。私にとっては素晴らしい選手。さまざまな役割をこなすことができる。非常にメンタルも強く、DFの前だけでなく、前線でもプレーできる。心理的な観点から、チームに大地のような選手が10人ほしい」と絶賛した。

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