にぎやかなセリエAの舞台が、一瞬にして沈黙の空間となった。15日、ウディネーゼ-ASローマが行われたウディネ・スタジアムでのできこと。

試合中にローマDFウンディカが、接触プレーがないところでピッチに倒れた。医療陣が駆け寄ったが、客席からの応援歌や歓声などで、心臓や脈の音が確認できなかったという。

場内アナウンスで「心臓の音を聞くことができません。静かにしてください」の案内が流れると、一気に静まり、スタジアムには約30秒間の沈黙が流れた。

ウンディカが運ばれる際には激励の拍手が湧き起こった。試合はそのまま中断され、1-1のまま後日行うことが決定された。

のちに、ウンディカの無事が確認され、バルチャレティGMは、セリエA公式SNSで感謝の意を伝えた。