ラツィオのMF鎌田大地(27)はアウェーのジェノア戦で後半22分に決勝点をアシストした。昨年9月のユベントス戦以来、7カ月ぶり今季2アシスト目。ボランチとしてフル出場し、1-0の勝利に大きく貢献した。

お互いに決め手を欠き、0-0で迎えた後半22分。鎌田は右サイドのFWフェリペ・アンデルソンにパスし、自らは全速力でペナルティーエリア内に進入した。フェリペ・アンデルソンの絶妙な縦パスを右足ワンタッチで折り返し、最後はMFルイス・アルベルトが右足で蹴り込んだ。

トゥドル監督の就任後は先発に定着し、リーグ戦3試合連続フル出場。味方にプレスのタイミングや立ち位置の変更を指示するなど、ピッチ中央で司令塔としての役割を果たした。64本のパスを出し、同成功率は95%に達した。

クラブ公式メディアのインタビューに「勝ててうれしいし、ようやくチームの力になることができて本当にうれしい。試合に出られるようになり、監督の信頼を感じる。もっとラツィオで良い結果を残したい」とコメントした。