<欧州CL:(5)バルセロナ4-0シュツットガルト(1)>◇17日◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇バルセロナ※カッコ内は2戦合計得点
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(22)が、2点を奪った。ホームでの第2戦は前半13分、約40メートルの独走ドリブルからミドルシュートで1点目。後半15分にもダメ押し点を決めて、チームを大勝に導いた。ボルドーも勝ち上がり、これで8強が出そろった。19日に行われる準々決勝以降の組み合わせ抽選で、CSKAモスクワのMF本田圭佑(23)がどこと当たるか注目だ。
これが、「神」と並び称される男のオーラなのか。前半13分、メッシがボールを持つと、自然に無人のドリブルコースができ上がった。金縛りにでもあったように、相手DFが動かない。激しいタックルも、シュートをふさぐプレスもない自由な空間を、難なく駆け上がる。あとはシュートコースだけ見計らい、左足でズドン。弾道はDF3人の間を割り、ゴール左に突き刺さった。
同22分にはエリア内左のMFトゥーレにはたき、FWペドロの追加点を演出。後半15分には、DFダニエル・アウベスのヒールパスを左足で押し込んだ。14日のリーグ戦(対バレンシア)ではハットトリックを達成。2戦連続3発とはいかなかったが、「今夜も僕らにとっていい夜になった」と夢見心地だった。
グアルディオラ監督は、NBAの新旧スターを引き合いに出して言った。「最高の選手というのは常にプレーの中心にいるものだ。ジョーダンがブルズでしたこと、ブライアントがレーカーズでしていることを、レオ(メッシ)はここでやっている」。時折、舌を出してボールを追うメッシに、同じクセを持つジョーダンのかつての勇姿をダブらせていたのかもしれない。
メッシが欧州CLで得点したのは17試合目。メッシが決めれば、バルサは負けない。「メッシに代わる存在はいない」と同監督。目指すは決勝の地マドリード。永遠の宿敵Rマドリードの拠点で、欧州王座を守る。
[2010年3月19日8時40分
紙面から]ソーシャルブックマーク


