ニューカッスルがオサスナのスペイン代表FWビクトル・ムニョス(22)の獲得に近づいているとスペイン紙アス電子版が11日に報じた。

ニューカッスルはイングランド代表FWゴードンをバルセロナに8000万ユーロ(約148億円)で売却したため、今夏の移籍市場で新たなサイドアタッカーを探している。同紙によると、その代役としてビクトル・ムニョスが候補に挙がっており、移籍金3500万ユーロ(約64億7500万円)プラス出来高500万ユーロ(約9億2500万円)で合意する可能性があるとのことだ。

しかし、この交渉はすべてレアル・マドリード次第となる。なぜなら昨夏、オサスナに500万ユーロ(約9億2500万円)で売却した際、先買権および800万ユーロ(約14億8000万円)~1000万ユーロ(約18億5000万円)で今夏買い戻せる権利を契約に含んでいたからだ。そのため、ニューカッスルはオサスナと金銭面で合意しても、選手本人の同意およびRマドリードの了承を得る必要がある。

さらにRマドリードは、オサスナがビクトル・ムニョスを他のクラブに売却した場合、移籍金の50%を受け取る権利を保有している。すなわち、この契約がまとまると、最大で2000万ユーロ(約37億円)を受け取ることができる。

ビクトル・ムニョスは小学生時代にバルセロナなどでプレーした後、21年夏にRマドリードの下部組織に入団。23年からBチームのカスティージャに所属し、24−25年シーズンにトップチームデビューを果たすも昇格できなかった。

オサスナに加入した今季、両サイドでプレーできる類稀な突破力で注目される選手となり、公式戦36試合に出場し、7得点5アシストを記録。その素晴らしいパフォーマンスが評価され、3月にスペイン代表デビューを果たすと、さらにワールドカップのメンバーにも選出された。(高橋智行通信員)