東海大に国内初のウッドチップを敷き詰めたクロカンコースが28日、完成した。長野・佐久長聖高で長距離王国を築いた両角監督の指導法に沿い、キャンパス内の自然の地形を生かして1周約600メートルのコースが誕生。第2期工事が済めば1周約1100メートルまで延びる。両角監督は「クロカンで長距離6種目の高校記録を更新した。このコースをもとに大学でも大暴れしたい」。足への負担が少なく練習強度を上げられるため、ウッドチップは10センチという深さ。大自然を走るアフリカ勢にならい、競走馬さながらに世界を目指す。