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シカゴが五輪招致で行動規範に抵触か

 2016年夏季五輪招致を東京などと争うシカゴ(米国)の招致委員会幹部が、今月上旬に国際オリンピック委員会(IOC)のアハマド委員(クウェート)をクウェート市に訪問していたことが14日、分かった。

 IOCは金品授受などで6人の委員が追放となったソルトレークシティー冬季五輪招致スキャンダルを反省し、招致都市関係者のIOC委員への訪問禁止などを盛り込んだ行動規範を策定。シカゴはこのルールに抵触した可能性が高く、今後のIOCの対応が注目される。

 シカゴ招致委は今月5日、パトリック・ライアン会長兼最高経営責任者(CEO)が米国オリンピック委員会(USOC)のロバート・ファズーロ国際局長らとともにクウェート市を訪れ、市内のホテルでアハマド委員と面談した。同委員も面会の事実を認め「彼らは良い友人だ」と述べた。

 アハマド委員はアジア・オリンピック評議会(OCA)会長も務めるスポーツ界の実力者。アジア・ハンドボール連盟(AHF)会長でもあり、異例のやり直しとなった北京五輪アジア予選では、日本がAHFの意向に反して再予選を開催したことに対し、東京招致への悪影響を警告した。

 シカゴ招致委は共同通信の取材に対し、ライアン会長は理事長を務める米ノースウエスタン大学の仕事でカタールへ出張し、その際にクウェートにも立ち寄ったと説明。「同じ地域へ行ったので表敬訪問し、教育について短時間話し合っただけ」(サンダスキー広報部長)としている。

 東京招致委は昨年12月、在ブラジルの在外公館関係者がリオデジャネイロ招致委会長を表敬訪問した件でIOCから文書による注意を受けている。

[2008年2月14日19時58分]

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