スポーツ

柔道で「効果」廃止、北京から採用も

　国際柔道連盟（ＩＪＦ）が、１本勝ちを増やすために「効果」のポイントを廃止する方針であることが１３日、明らかになった。３月のＩＪＦ理事会で承認し、北京五輪で採用される可能性もある。現在投げ技では「強さと速さをもって背中が大きく畳につくように投げたとき」を「１本」と定義。その条件が欠けるにつれ「技あり」「有効」「効果」と順に定めているが、分かりづらいと、基準の見直しを求める声が多かった。このほかにも、組み手で組むことなく、いきなり下半身を攻撃することに反則を与えることなどを検討している。

［2008年2月14日8時42分　紙面から］

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