石川遼(23=カシオ)が17日、米ワシントン州ユニバーシティープレースにある開催コースのチェンバーズ・ベイGCでメジャー今季第2戦・全米オープン(18日開幕)の最終調整を終えた。

 この日は第1日のスタート時間に合わせ、午後からアウト9ホールのみを回った。前日から2日間で合計1・5ラウンドの短期集中調整となったが「あまりメジャーだからと考え過ぎず、フラットな気持ちでやりたかった」と説明。フェアウエーもグリーンも硬く、うねったコースは“転がし”を使ったイマジネーションがカギになる。

 「たとえばピンから200メートル離れていても、グリーンにもう1人の自分がいて、傾斜を見ているぐらいの気持ちが必要。ショットを打つ前に不安を持った時点でダメになる」。3年ぶりの全米オープンに気持ちを引き締めていた。