圧倒的な強さを見せるイ・ボミ(27=韓国)に対し、後続の選手たちが逆転Vへのポイントを語った。

 2打差2位で、3年ぶりの3勝目に挑む若林舞衣子(27=ヨネックス)はこの日に続き、明日も最終組で直接対決となった。「ボミちゃんを見ていると、いいショットを打つために集中していることがよくわかる。明日は私たちも、同じようにプレーできれば、いい争いになるんじゃないでしょうか」。

 同じく2打差で、ツアー初優勝を目指す井芹美保子(30=フリー)は「彼女はトップの選手。でも、ベストのプレーをすれば追いつけるかもしれない。5アンダー、6アンダーを出さないと届かないと思いますけど」。

 3打差4位の上田桃子(29=かんぽ生命)は「昨日一緒に回ったけど、今の彼女には余裕もあれば、ツキもある。1番自分を崩さず、変わらずプレーしているのが、彼女じゃないですかね」と、イ・ボミの力を受け止めながらも「でも、このまま終わらせないようにしないとダメ。しっかりプレッシャーをかけていきたい」と闘志を口にした。