日本ゴルフ協会(JGA)は15日、日本オープン(10月15日開幕、兵庫・六甲国際GC東C)に元世界ランク1位で13年マスターズなど米ツアー通算11勝のアダム・スコット(35=オーストラリア)が2年連続で出場すると発表した。

 スコットはJGAを通じて「間もなく日本に行きますので、多くの方が会場に来てくれるとうれしいです。去年は素晴らしい大会でした。今年も出場を楽しみにしています」とコメントを寄せた。昨年大会は38位。JGA関係者に「優勝を狙う」と宣言し、昨年は同行していなかったエースキャディーを連れての参戦を決めるなど、リベンジに燃えているという。

 日本オープンのエントリー締め切りは18日。戸張捷トーナメントプロデューサー(69)は、出場資格を有している松山英樹(23=LEXUS)ともコンタクトを取っていることを明らかにした。日本オープンが行われる10月の第3週は、来季米ツアーの開幕戦、フライズコム・オープン(カリフォルニア州ナパ)が行われる。同じく出場資格を持つ石川遼(23=CASIO)については日程的に参戦は難しいとの見方を示した。

 日本女子オープン(10月1日開幕、石川・片山津GC白山C)には今年の全米女子オープン優勝の田仁智(21)、昨年エビアン選手権優勝のキム・ヒョージュ(20)、11年全米女子オープン優勝の柳簫然(25)ら韓国のビッグネームがズラリ。米ツアーを主戦場とする横峯さくら(29=エプソン)、宮里美香(25=NTTぷらら)、宮里藍(30=サントリー)も出場する。