第2ラウンドが行われ、77位から出た宮里藍は5バーディー、1ボギーの68をマークして通算1アンダー、143とし、23位から71で回った野村敏京と並んだ。101位スタートの宮里美香は69と伸ばして通算2オーバー。

 アマチュアの15歳、山口すず夏(東京・共立女二高)は72で、この日74だった横峯さくらとともに通算4オーバー。上原彩子は76と崩れて5オーバーで予選通過が絶望的となった。

 ◆宮里藍 「いいプレーだった。第1ラウンドほど風が強くなかったので組み立ては易しかった。いいパーセーブで流れを切らさなかったのも良かった。上と少し差があるので、やることははっきりしている。伸ばしていくだけ」。

 ◆野村 「相変わらずの風でアイアンの距離感が難しい。調子は良くも悪くもなかったが、その中で1アンダーを出せて良かった。いいポジションにいると思う」。

 ◆上原 「うまくいかない。特にパットの感じが合わなかった。パーオンは多かったので残念。ショットは良くなっているが、数字に表れなければ駄目」。

 ◆山口 「チャンスを多くつくれたので、もっとやれたと思う。アンダーパーで回りたかった。パットで自分を信じ切れず、思うようなストロークができなかった」。