日本勢トップの27位につけ、5年ぶり2度目の予選通過を果たした池田勇太(30=日清食品)は大きく後退した。

 1バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの78と崩れ、通算7オーバー、220で65位となった。グリーン上で苦しみ「今日はもう、パターだけでしたね」と振り返った。

 5番で2メートルから3パットをしてダブルボギー。9番では80センチのパーパットを決められなかった。15番でも80センチがカップに蹴られてボギー。「ラインが違っているのもあるし、自分が打てていないところもあった。入れば波に乗れるけど、外し続けてると波に乗れない」と、もどかしそうに話した。

 最後は「ここまでスコアを崩したら、あとは上を目指すだけ。次の試合につなげられるようにしたい」と言って、パッティンググリーンに直行。ひたすらショートパットの感触を確かめ、修正に努めた。