通算9アンダーで大会連覇を飾ったアン・ソンジュ(28=韓国)は今季ツアー初勝利で通算21勝目となった。

 アンが復活の勝利を挙げた。今季は首や肩の痛みに悩まされただけでなく、モチベーションが上がらず「つらくてやめたかった」と明かす。6月中旬からは3週間ほどクラブも握らず、リフレッシュに専念した。最終18番では「自分にはすごくプレッシャーを感じる距離だった」と、1メートルのウイニングパットを“お先”するなど、必死の思いでつかんだ優勝。「今はゴルフが楽しい」と笑顔だった。